20230408
制作をぼちぼち始めている。
echo,resonateは、特別上手く行った写真集ではなかったと思う。
かなり急ピッチであったし、写真集を作る事がどう言う事かを1ミリも理解していなかった。
いま、新しいものを作ろうとしていて、既に頭が痛い。
なぜかって、次出すものは、今の自分の100%を乗っけてしまいたいから。そうしないと次が訪れないまま、居座り続けてしまう気がするから。
色んなところで色んな話を聞いて、写真を撮った後にこそ、考えなくてはいけない事がとてつもなくあって、そしてそれらこそがむしろ大切とまで言える事を感じた。
レタッチ。セレクト。紙の厚さ。装丁はどうする。何部つくる。誰に見せる。展示もするなら、構成はどうする。どれを展示する。どんな展示にする。どこで、どれくらいの長さでやる。
やばすぎる。命かけるやつの規模感だよこれ。
展示や、装丁、部数なんかは、まだ想像できない部分も多くて、まだ現実的な話ができる程でもない。
今一番関心があるのは、写真集での、セレクトと構成。
意図を明確に伝えるために、どれが不要で、どれが必要で、どんな並びで、どれほどの余白や空ページを持たせるか、そしてそれらはどんな風にページ上に居るべきか。
そもそもの話、それらを100%煮詰めるためには、自分の意図を明確にさせなきゃいけない。写真を撮った後ではなくて、シャッターを切るまでの話だ。こっちの方が問題の大きさとしては大きい。大きすぎる。
とっちらかった自分を整理する。自分の写真には何が写っていて、写っていなくて、どんな物がそこに写っていて欲しいのか。
生まれた時から今までを、思い返している。何かわかるかもわかんないけれど。
間に合うんだろうか。いや〜、分かんないね。怪しい。
けれどこれは、自分の命かけても良い気がする。
それはそうと、中学生の頃の自分はなんでこんなに上の方ばっかり見てたんだろうな。